JCMR KYOTO Vol. 5 公演決定!
JCMR KYOTO vol5 『黛敏郎の電子音楽 全曲上演会』を開催いたします!
《涅槃交響曲》をはじめとする数多くの名作の作曲のみならず、
映画音楽やテレビ番組の企画・司会をも手がけるなど多岐にわたる活動で
さまざまな分野に足跡を遺した作曲家・黛敏郎は、
日本の「電子音楽」のパイオニアでもありました。
今回のイベントは、そんな黛の「電子音楽作品」を、
全曲上演しようという野心的なイベントです。
前回に引き続き、ゲストとして『日本の電子音楽』の著者・川崎弘二氏、
音響ディレクション・再生としてMusic of New Referenceディレクター・能美亮士氏をお招きし、
ご家庭では実現できない優れた再生環境で、
この機を逃すとなかなか耳にすることができないであろう貴重な音源をふくむ、
黛の電子音楽作品のすべてをお聴きいただきます。
なお、いわゆるミュジック・コンクレート作品なども含みますので、
黛のいわゆる「テープ作品」を網羅することになります。
また、ご来場のみなさまには今回の上演会にあわせて作成します
新刊書籍『黛敏郎の電子音楽』(川崎弘二 他 著)の配布を予定しています。
いわゆる「現代音楽」ファンやクラシックファンはもとより、
エレクトロニカなど近年のムーブメントに敏感な方々も、
あるいは「電子音楽って何?」と思われる皆様も必聴のイベントです。
日時:2011年8月28日(日)
時間:第一部14:00開場 14:30開演
第二部17:00開場 17:30開演
いずれも開演15分前よりプレトーク
場所:京都芸術センター 1Fフリースペース
入場料:2000円(前売り1800円)
来場者には新刊書籍『黛敏郎の電子音楽』配布予定
出演:川崎弘二(プレトーク)、能美亮士(音響ディレクション・再生)
協力:西耕一
チケットのお申し込みはこちら
jcmr.kyoto@gmail.com
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JCMR KYOTO Vol. 4
2月26日におこなわれました、JCMR KYOTO Vol. 4「こえ」をとらえる−電子音響における「声」−
おかげさまをもちまして、無事に終了することができました。
ご来場くださったお客様、会場を貸してくださったMEDIA SHOP様、作品の上演を快くご了承くださった作曲者の皆様お一人お一人にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。
また機材の運搬に奔走くださったO様、作品の上演に尽力くださった音響の能美亮士様、そしてお忙しいなかにも関わらず、作品の上演許諾やプログラムのレイアウトなど企画の細部に至るまで携わってくださった川崎弘二先生には、改めて心より感謝と御礼を申し上げます。
JCMR KYOTOはこれからも継続して企画を制作していくつもりですので、次回の企画にもご期待ください。
企画の内容が固まりましたら、HPあるいはTwitter上で告知させていただきたく思います。
それでは今後とも、JCMR KYOTOを宜しくお願い申し上げます。
JCMR KYOTO
JCMR KYOTO Vol. 4 続報6
JCMR KYOTO Vol. 4 「こえ」をとらえる−電子音響における「声」−の当日プログラム(改訂版)です。
問い合わせは下記まで
jcmr.kyoto@gmail.com
070-5699-5265(竹内)
JCMR KYOTO Vol. 4 続報 8
今回のJCMR KYOTO Vol. 4「こえ」をとらえる−電子音響における「声」−の公演について、企画者側のJCMR KYOTOからのコメントがないので、すこしだけ…。
「こえ」をとらえる−電子音響における「声」−という今回のJCMR Kyotoの企画において、企画者側がなによりもテーマとして意識したのは、おそらくは、常に更新され続けることが宿命づけられている「テクノロジー」と「声」という、人間の身体に備わったプリミティブな媒介器官(medium)との出会いということになるのではないかと思います(と、すくなくともわたしは思っていますが…)。
電子音響によってとらえられた「こえ」と一概にいっても、それがテキストとしての意味をもっている場合もあれば、言語的な意味から遊離して、単なる「ことば」として、あるいは「音(声)」素材として扱われている場合もあるでしょう。また「こえ」自体が模倣されることもあれば、言語のもつ性質にもとづいた機械的な操作が加えられることもあるでしょう。
今回の川崎弘二さんのレクチャーとそのあとのコンサートによって、そうした電子音響における「声」の多様性をきくことができるのではないかと、企画したもののひとりとして、個人的に大変楽しみにしています。
あと、音響を担当してくださる能美亮士さんによってリマスタリングされた音源をきくことができるというのも、もうひとつの楽しみであることを付け加えておきたいと思います。 (JCMR Kyoto)
JCMR KYOTO Vol. 4 続報7
JCMR KYOTO Vol. 4 「こえ」をとらえる−電子音響における「声」−について、記事にしてくださいました。(毎日新聞京都版)
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110225ddlk26040601000c.html
JCMR KYOTO Vol. 4 続報
JCMR KYOTO Vol. 4「『こえ』をとらえる−電子音響における『声』」の公演で音響を担っていただく能美亮士さんから、今回の企画に対して文章をいただきました。
能美さんはこの公演のために、音源のリマスタリングから作業をしてくださっています。
どんな風にきこえてくるのか…企画したほうもどきどきしています。
「音源に込められた情報を、どこまで引き出すことが出来るか。」
曲によっては適切なマスタリングを施し、モニタースピーカーの前で正座し聴き込むこと数百回…。
その間幾度となく、「新たな発見」が飛び出してまいりました。
「ならば、そのままの音を提供できれば」と、イベント当日は私のスタジオシステムを会場内に再現し、多少音源にノイズが残っていようが、音楽の力を引き出すことに尽力したいと計画しております。
今回の上演プログラムを聴くことが出来るのを一番楽しみにしてるのは、我々自身かもしれません。
それを、ご来場の皆様と共有することが出来れば幸いです。(能美亮士)
JCMR KYOTO Vol. 4 続報 4
JCMR Kyoto Vol. 4 『「こえ」をとらえる−電子音響における「声」』において新作が初演される予定です!!
詳細はまた追って告知いたします。
お楽しみに…乞うご期待!!