JCMR KYOTO Vol. 4 続報

JCMR KYOTO Vol. 4「『こえ』をとらえる−電子音響における『声』」の公演で音響を担っていただく能美亮士さんから、今回の企画に対して文章をいただきました。
能美さんはこの公演のために、音源のリマスタリングから作業をしてくださっています。

どんな風にきこえてくるのか…企画したほうもどきどきしています。


「音源に込められた情報を、どこまで引き出すことが出来るか。」

曲によっては適切なマスタリングを施し、モニタースピーカーの前で正座し聴き込むこと数百回…。
その間幾度となく、「新たな発見」が飛び出してまいりました。

「ならば、そのままの音を提供できれば」と、イベント当日は私のスタジオシステムを会場内に再現し、多少音源にノイズが残っていようが、音楽の力を引き出すことに尽力したいと計画しております。

今回の上演プログラムを聴くことが出来るのを一番楽しみにしてるのは、我々自身かもしれません。
それを、ご来場の皆様と共有することが出来れば幸いです。(能美亮士)